この案内は、ある年の6月上旬にボートでのキス釣り大会を企画した際に参加者に配付したものです。
結構使えるのではないかと思い、ページを立ち上げてみました。ご参考までに!
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生まれて初めて海でのボート釣りをされる方へ
ボート釣行が多少あるということで、余り多いとは言えない体験(特に失敗談)の中から参考になればと
勝手に筆を(キーボードを)取って見ました。一人オールを両手に大海原に漕ぎ出すことを想像しながら
読んでいただくとナルホド!とご理解いただけることが多々あるのではないかと思います。
また、私もそうでした(過去形かヨ!)が、海を舐めてかかると思いがけない事に会うことが多々あります
ので、全ての責任が自分にあることをしっかりと自覚したうえで安全にボート釣りをお楽しみ下さい。
服装等
- □ズボン
- ウエストの楽なもの。ボート上で用を足すことがあるので、動きやすいに越した事はありません。
わざわざピチピチのズボンをはいてくる人もいないでしょうが。
- □上着
- 半袖でも結構ですが、長袖の羽織るものは必要です。天気が良いときは直射日光避け。
また、海の上は風がないようで結構あります(遮るものがありませんから)ので、天気が悪いときは特に
体温低下を防ぐのに便利です。暑ければ脱げば良いのですから持参して下さい。ウィンドブレーカーが
軽くて良いかも知れません。
*ちなみに私は上下ジャージに上カッパ、下ウェーダー(腹部まである長靴)で行くことが多いです
(マイボートの時は自分でボートを海に運ばなくてはいけませんので…)。
- □帽子
- 出来ればつばの大きいもの。晴れの日は、麦ワラ帽子がBESTです。
- □手拭
- 1本は汚してもよいそろそろ雑巾になる運命のもの。これは、餌をつけるときや釣れた魚を
つかんだりするときに使います。他に汗や手を洗った後に使用するものを用意した方がよいです。
首に掛けておくと首の日焼け止めに有効です。
- □紐
- 風で飛ばされては困るもの等は紐でバッグ等に繋いでおくと安心です。
*私は買ったばかりの竿を気前良く海にあげてきた事があります。2本竿を出していて、1本の取り
込みをしている時に、もう1本に当りがあって慌てたときに落としてしまったのです。それからは、
必ず竿に尻手ロープをつけることにしています。
あれば便利な持ち物
- □サングラス
- Pカンだと眩しいので、あれば便利です。それも変更グラスだと、ボートの真下を漂うイカや
何だか分からない生き物まで運が良ければ見ることが出来ます。
- □クッション
- 100円ショップ等で売っている折り畳みクッションがあるとお尻が痛くならなくて良いです。
長時間座りっぱなしですので、ボートの硬い座席は結構辛いです。背もたれのついたヘラ釣り用のイスが
一番ですが荷物になりますし、ボートの座席に上手く合うか分かりませんので今回はお勧めしません。
- □小さなバケツ
- ボート上で小用を足したいときにこれがあると便利です。ボート上では立つことが
出来ませんし、舷側に寄って用を足すことは危険です。ただ、座ったままで出すのは難しいですから、
ボート底に膝立ちになって用を足せば安全です。気持ちが悪くなったときも便利です。
- □竿かけ
- 読んで字の如く、竿をかけておく道具です。あると便利ですが、皆さんが今回乗るようなFRPボートでは
船べりが曲面になっているものが多く、市販の竿かけがちゃんと固定できないと思われます。
また、今回のボート釣り大会は、竿の使用が1人1本までとしていますので、わざわざ買う必要はないと思います。
- □タモ網
- 大物(コチが良くかかるそうです)がかかれば必要です。柄の短いものが便利です。
釣行前日
はっきり言って体調は万全にしておくべきです。生まれてこの方、乗り物酔いを経験したことのない人でも
十分な睡眠を取り、アルコールも控えた方がBESTです。海の上では結構体力を消耗しますので、早めに寝て下さい。
当日朝の食事
軽く食事を取って下さい。ボートに乗っているときの波に揺られる上下動は、お腹を圧迫しますので食べ過ぎは
よくありませんし、また、空腹も駄目です。ボートに乗る直前に食べ物を口にすることも、胃がまだ落ち着きませんので
なるべく避けた方が良いでしょう。
現地到着
ボートに乗る前までに次の準備をしておきましょう。
□自信のない人は酔い止めを服用。砂浜から見る波と実際に海上に出たときに感じる波は別物と思って下さい。
また、急にうねりが入ることもありますので、脅かすつもりはありませんが、自信がない人は是非服用しておいて下さい。
*海上で波に揺られる感覚に近いのは、天候の悪いときの飛行機が落ちる時の感覚…は大げさですが、エレベータで
降りるときの感覚でしょうか。乗っているうちに体が慣れてくるので心配はいりません。
酔ってしまった時の対処法については、この後で触れます。
□砂浜の砂を一握りビニル袋に入れて釣り道具のバッグに入れておく。
*餌のイソメ類を針につけるとき、ヌルヌルと滑りますので指に砂をつけてつかむと簡単に餌付けできます。
□竿を準備します。ボートの上の作業は結構手間がかかりますし、細かな作業は船酔いの原因です。
*高価な竿で穂先を折ると困るという人にはお勧めしませんが、私は竿のガイドにラインを通し、テンビンと錘まで
準備しておきます。海上に出たら、市販されているキズ釣仕掛けをテンビンにフックで取り付けるだけで釣りを始められます。
周りで仕掛けが投入されているのに1人竿をセットするというのは、気がはやりますし、ガイドの一つにラインを通すのを
忘れた等の余計な手間に繋がります。
□トイレには必ず行っておく(小はともかく、大はボート上では困難)。ボートで揺られていると大をもよおすことが良くあります。
そうなったら、一度浜に戻るしかありません。
実釣開始
思い思い頑張って下さい。実釣時のポイントについては、同船のパートナーに教えてもらって下さい。
その場その場で対処方法が異なるでしょうから、師匠と弟子になったつもりで技を盗んで下さい。
(腕に覚えのある人と初めての人でペアが組まれています)
昼食
軽く食事は取って下さい。空腹は避けた方が無難です。そして、腹持ちのするものが良いです。気分が悪くなると食事を
取ることが困難になりますので、カロリーメイトが結構重宝します。
アンカーについて
潮の流れが速くないのであればアンカリングせずに探り釣りをした方が釣果は伸びます。が、周りにボートが沢山出ているときは
必ずアンカリングして下さい。他のボートに迷惑がかかります。
アンカーのロープをオール受けに結びつけて釣りをする人がいますが、危険ですのでやめて下さい。
波が立ったときに海水がボート内に入りますし、酷いときにはボートの転覆ということにもなりかねません。
アンカーロープは基本的に水深の約3倍の長さを出したときにアンカーが効きます。ボートについているロープを全部出す必要は
ありませんが、アンカリングしているにもかかわらずボートが流されているようでしたら、ロープを長くして下さい。
アンカーを引きずって釣りをしていると定置網のワイヤーや根にガッチリ引っかかってしまい、動きが取れなくなることがあります。
そうなったら、自力で外すことは不可能ですので、漁船等に引っ張ってもらうか、ロープを切るしかありません。
故意ではなくとも定置網に損害をだした場合、賠償金が数千万から数億ということもあるそうです(モーターボートの場合)。
普通に釣りをしているのであれば、まず遭遇することはないと思いますが、アンカリングはしっかりお願いします。
また、普通に根がかりすることは頻繁にあると思います。その場合は、ボートをアンカーの真上に移動させ、ロープを引いたり
緩めたりを繰り返していると案外簡単に外れることがあります。
それでも外れないのであれば、ロープを緩めている状態でボートを潮上に移動させ、引く方向を変えてロープを手繰るというのも
外す方法の一つです。どうしても外れない場合は、他のボートに応援を求めて下さい。
毒魚等
サメ、エイ、ゴンズイ等が釣れた時は、無理をせずハリスから切って下さい。釣りの経験のあるものが同船していますので、
何だか分からないものが釣れたら決して手で掴まずにどうしたらよいか確認して下さい。
毒が無くてもエラブタが鋭い魚もいますので、なるべく素手では触らないようにして下さい。
船酔い
もし、酷い船酔いになってしまったら、残念ですがリタイアをお願いします。同船者に迷惑がかかりますので、躊躇なく
岸に向かって一人砂浜で寝て待っていて下さい。と、言ってしまうと実も蓋もありませんので、船酔い防止と船酔いからの
復帰方法を以下に示します。どなたにも効くか否かは分かりませんが参考にして下さい。
ちなみに釣れていると不思議と気分は悪くなりません。
船酔いしないよう気を付けること
・下を向いて仕掛けを作ったり、餌付けをしない。手を目の高さに上げて作業する分には大丈夫
・釣りをしている時、前かがみにならない。何かによっかかって座れればBEST
*「下を向いて作業しない」、「腹部に圧迫をかけない」を心がけていれば、まず気分が悪くならないと思います。
ちょっと気分が悪くなったら
・ズボンを緩める
・何かによっかかるか、ボート内で横になって(寝転がるだけのスペースはありませんが、カバン等の荷物を駆使して
横になるスペースを確保します)目をつぶり、体が慣れてくるまで待つ
*ボート釣りを始めた頃の私の経験です。人の体は適応力がありますので、暫く横になって「どうにでもしろイ!」と
力を抜いていると揺れが逆に心地よくなって自然に直ってきます。
吐き気をもよおしたら
残念ですが、私には経験がありませんのでアドバイスできません。自分の体と相談して、リタイアするか否か決めて下さい。
あしからず。
下船について
納竿することに決めましたら、直ぐにボートを返せるように次の作業をお願いします。
@竿を片付け、道具をまとめる。ゴミをまとめる。仕掛けの針は危険ですので、ゴミとは別の入れ物に入れて下さい。
Aイケス付きのボートの場合、イケスから釣った魚をバケツやクーラーに移して下さい。
砂浜に着いたら、貸しボート屋さんの指示に従ってボートから降りて下さい。
その時の注意としては、長時間座りっぱなしということと、体が波の揺れに慣れていることから地面に足を着けると足元がふらつき、
思うように歩けないことがあります。引っくり返って波を浴びようものなら、ただのお笑いになってしまいます
(ちょっと期待してしまうかも…)ので、慌てて立ち上がらず船べりにつかまりながらゆっくりと降りて下さい。
カバンや釣り道具は、ボートが浜に上がってからゆっくりと取り出せば良いのですから、両手に荷物を持ってボートから
降りることは止めた方がよいです。
*マイボートの場合、砂浜に戻ってくると船外機がありますので水深の浅いところでボートから降りて、自分でボートを岸に
引っ張りあげなければなりません。ボート釣りを始めて慣れた頃に油断があったのだと思いますが、ボートから降りて
数歩歩いたところで足が思うように動かず、ウェーダーをはいているにもかかわらず、全身海水浴となってしまったことがあります。
顔から火が出るくらいとっても恥ずかしいです。貸しボートの場合は、砂浜にボートの舳先が着いた所で降りるように
指示されるでしょうから引っくり返っても全身海水浴にはならないでしょうが、笑いものになりたくないのであれば慎重に
下船するようにして下さい。
*以上、思いつくままに書き連ねてきましたが、参考になりましたでしょうか。当日の開始時間はゆっくりですので、
ワクワクする気持ちも分かりますが、しっかりと睡眠を取って体調万全で当日の朝をお迎え下さい。それでは●●海岸で待ってます!
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